印章・ゴム印・印判用品専門店 西キ堂web-shop
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落款印の作り方
1,面すり
印材の表面は最初はざらざらで平滑でないので、まず荒めのサンドペーパーですり、平らにします。この写真ではサンドペーパーをベニヤ板に貼っていますが、平滑な机の上であれば紙のままでもかまいません。
次に細かい耐水ペーパーに水をつけ、表面をさらに平滑に、ピカピカにします。
2,朱うち
表面に朱墨を均一に塗ります。朱墨がなければポスターカラーでもかまいません。(アクリル絵の具がお勧め)
3,字入れ
字入れの方法は、直接書く方法や、ガンピ紙に墨で書いて水で転写する方法などがありますが、ここではコピーを使用する方法を説明します。
彫りたいと思うようにデザインを書き、カーボントナーのコピー機(昔ながらのコピー機)でコピーします。
そしてギリギリに切り取ります。
印材の表面にマニキュアの除光液を数滴垂らします。
コピーしてギリギリに切った原稿を裏向きに印材に置き、上からティッシュなどで強く押さえて乾くまで待ちます。
乾いたら原稿をそっとはずします。
転写はきれいには付かないこともあります。これぐらい写ればよしとしましょう。
薄いところは筆ペンなどでくっきりとさせます。
くっきりと書き終わりました。
4,彫刻
篆刻台にはさみ、鉄筆(印刀)で彫ります。
丁寧に、かつ大胆に彫ります。
丁寧にといってもちまちまビクビクしてはいけません。
大胆にといっても乱暴ではいけません。乱暴に、適当に彫るといわゆる「ヘタクソ」なものになります。
丁寧にかつ大胆に彫ったものは、たとえ手がすべって失敗したなと思っても、それがいい風合いになるというものです。
むしろわざとブッ欠いたりするのですから。
完成
彫刻が終わりました。
捺印してみましょう。最初のデザインと全く同じにはなりませんね。
太くすることはできませんが、もっと細くしたり、枠や文字をもっと欠いたりして、手を加えることはできます。
少し手を加えてみました。
落 款 印
落款印の作り方
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消しゴム印の作り方